体重計乗ってますか?
投稿日:2016.10.05
体重計に乗ることが日課になっています。
 体重・体脂肪率・骨格筋率・基礎代謝・内臓脂肪レベル・体年齢。
 これだけのものを見せられると気にならずにはいられません。
 当然のことながら、数値の変化に一喜一憂します。
体重が減ると嬉しい。
 体脂肪率が下がると嬉しい
 骨格筋率が下がると体力の衰えを感じる。
・・・こんな感じです。
ほとんど動かない一日を過ごすと、翌日には影響が出ています。
 そしてこれを続けていると、とても大きな問題を見つけてしまいました。
 お盆やお正月の長期休暇です。
 田舎に帰ると、当然ながら豪華な食事が出てきます。
 お酒もたくさん飲みます。
 お風呂から上がったらまたお酒を飲んで盛り上がります。
 おつまみまで出てくるからたちが悪いです(笑)
 こうして、わずか3日ほどの間に私の体はとんでもない状況に陥ってしまうのです!
 田舎から戻ってきた翌日、体重計に乗るのがとてもイヤです。
 「ひどい数字が出るのが分かってるから、今日はやめとこうかなぁ~」
 「いや、どれくらいひどいか見てみたい気もする」
 こんな感じで乗ってみる。
 「こ、これは!! ここ数か月間の努力は何だったのか・・・」
 ということになるわけです。
 毎回同じパターン。
 しかもさらに良くないのが、これを元に戻すのにかなりの労力が必要になることです。
 少しくらい歩く距離を増やしたり軽くジョギングしたりしてもなかなか効果が出ません。
 1か月くらいかけて徐々に徐々に元に戻していく感じになります。
 一駅どころか二駅手前から家まで歩いて帰るとか、お昼ご飯はおにぎり二個(一個ではさすがにもたない)にするとか。
 やっと元に戻ってきたと思うと、すぐ安心してしまうので一進一退が続きます。
 こうして、だいたい2kgの範囲内でずっと上下しています。
 
 実は、体重計に乗らなくてもある程度のことは分かるんです。
 私の場合、顔に表れるようで、頬から顎にかけての角度がすぐに変わります。
 なので、顔を洗う時に分かります。
 でもそれ以外の数字は感覚と違うこともあります。
運動したから良くなってるだろうと思ってもそれほど良くなっていないとか。
 悪くなってるはずなのに、まずまずの数字で踏みとどまってくれているとか。
 
 これはビジネスでも同じことが言えます。
 売上高は恐らく感覚と実際の数字とでほぼ合っているはずです。
 でも、粗利額はどうでしょうか?
 思っていたほどの粗利が取れていないということがありませんか?
 営業利益は?
 正確な数字を出そうと思うとそれなりのタイムラグが生じます。
 でも、必要なのは今がどうなのかであって、それを踏まえて動いていかなければなりません。
 試算表はある程度アバウトでも構わないので、速報版を出す。
 経費を営業日数で割って、一日ごとに利益の進捗を追っていくというやり方もできます。
 いずれにしても、重要なことは、日々の計測を怠らないことです。
 いくつかの指標を設定して、それさえチェックしていれば会社がどういう状況なのか分かるようにしておくことです。
 
 あなたの会社は、今、どうなっていますか?
 
 - 大村剛史

			
		

