2021年0月の記事一覧
資金繰り表にこだわる理由
私がまだ大学生だった頃、父が経営していた会社が倒産しました。
住んでいた家から夜逃げに近い形で狭い借家に引っ越しました。
引っ越す前の父は精神的にも少し荒んでいたのを覚えています。
そんな姿を間近で見て、会社の経営って大変だなと思ったのですが、そこから父は奮起したのです。
「中小零細企業の社長は、会計帳簿とは別に、自分で資金繰り表を付けている」と言い、
なけなしの金をはたいて、資金繰りを管理するソフトウェアを開発しました。
ソフトウェア開発が終わる頃に、私はバグ取りを手伝い、マニュアルは一人で全て作り上げました。
おかげでこのソフトウェアのことは完璧に理解できました。
そういった経験を踏まえて今の仕事をしていると、資金繰り表の重要さをつくづく思い知らされるのです。
中小零細企業というのは、根本的に持てる資源が少ないです。
世の中のちょっとした変化ですぐに淘汰されてしまいます。
倒産を避けるには資金ショートを避けなければなりませんが、その資金を十分に持っている会社はほとんどありません。
となってくると、資金繰り表を付けてしっかり管理していくことが会社を維持していくための第一歩となります。
その上で、資金繰り表には2つの効果があります。
資金繰り表を付けることで、
見通しが良くても悪くても、とりあえず見通しは分かる
一番の不安は、暗中模索の状態になることです。
状況が分からないから、この先いつ資金ショートするかも分からない。
だからよけいに不安になる。
資金繰り表を付けていれば、少なくともこの不安はなくせます。
資金繰り表を付けることで、
時間的な余裕を持って対策を考えることができる
資金繰り表で未来の予測を検討できます。
数ヶ月先の予測ができれば、前もって対策できます。
余裕があるのと無いのとでは、対策にも違いが出てきます。
もちろん、余裕を持って対策できる方が断然取り組みやすいです。
このような効果があるので、中小零細企業にとって資金繰り表は「必須」です。
あなたも、資金繰り表にはこだわってください。
− 大村剛史
資金繰りのことならアセントリード株式会社にご相談ください。
資金繰り表を無料でダウンロードできます。
資金繰り改善に役立つレポートのダウンロードはこちら。
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資金繰り改善レポートをご希望の方は、メール掲載のURLからPDFファイルをダウンロードしてください。
10月もセミナーやります
先月に引き続き、今月もセミナーを開催します!
今月のセミナーも、これまでと同様、
資金繰りに不安を感じている社長を対象に、
資金繰りの基本を押さえた上で、事例を交えながらどのような打ち手があるのかをお伝えします。
事例についてはさらにブラッシュアップしていますので、必ず参考にしていただけると確信しています!
https://semican.net/event/SC190341/sqqglp.html
そして、これまでに数名の方からなかなか時間の都合が合わせられない・・・
という声をいただいていましたので、今月は、3回分の日程をご用意しました。
10月13日(水)13:30〜15:30
10月15日(金)13:30〜15:30
10月22日(金)13:30〜15:30
来月の支払が気になる社長のための 3ヶ月で資金減少を食い止められる 資金繰り対策法
資金繰りは追い込まれてから何とかしようと考えていては遅すぎます。
この先の資金繰りがどうも気になる
資金繰りの先行きになんとなく不安を感じる
そのような方は、ぜひご参加ください。
日時 10月13日(水) 13時30分〜15時30分
10月15日(金) 13時30分〜15時30分
10月22日(金) 13時30分〜15時30分
場所 zoomによるオンライン
価格 3,300円(税込) 特別価格は今回まで!
セミナーの構成上、募集人数は限定3名とさせていただきます。
気になった方は、お早めにお申し込みください。
セミナーの詳細とお申し込みはこちらから!
粗利は業績の先行指標
粗利が重要だ
という話を聞かれたことがあるのではないでしょうか。
重要なのは利益
どんなに大きな売上を上げても、粗利率0%では意味がありません。
まずは赤字で契約を取って、長期的に回収する・・・
など戦略的な意図があるとしても、狙い通りに行かなければ大きな痛手になります。
売上の確保は永遠のテーマですが、最終的に重要なのは利益です。
粗利をしっかり確保できると善循環が生まれやすい
粗利というものは、事業を運営していく経費や借入に対する利息をまかなうという役目があります。
粗利が少ないと、当然ながら経費を削っていかないと赤字になります。
逆に粗利が多いと、経費をしっかりかけていくことができます。
粗利をしっかり確保する → 販売費を多くかけられる → 売上が増える(増えやすい) → 粗利が更に増える
という善循環が生まれやすくなります。
さらに言えば、
粗利が増える → 営業利益・経常利益が増える → 当期利益が増える → 純資産が増える → 借入依存度を減らせる → 支払利息が減る → 利益が増える
という善循環も生まれやすくなります。
このように、粗利が増えると財務面でいいことずくめなのです。
粗利を軽く見ることなく、貪欲に追求していきましょう!
数字を活用して業績向上を目指したい方はアセントリード株式会社へご相談ください。
− 大村剛史
資金繰り対策法セミナー 第2弾
9月6日に行った資金繰り対策法セミナーは、
おかげさまで無事に終えることができました。
資金繰りについてとことんお伝えすると恐らく丸一日はかかるだろうと思うのですが、
要点を絞って、分かりやすく事例も交えながらお伝えできたのではないかと思っています。
そして、、、
セミナーが終わってからというもの、自分自身の反省も含めて、
もっと分かりやすく、理解を深めてもらうにはどうすればいいか・・・
ということを思い巡らせてきました。
内容を再度吟味し、事例についても他のものと差し替えた方が分かりやすいかも?
などと考えていたところ、
「時間の都合が付けば参加したかった」
というご意見をいただいたこともあり、
資金繰り対策法セミナー(アップデート版)をやろう!
と決意しました!!
日時 9月28日 13:30〜15:30
場所 zoomによるオンラインですので、ご自宅から参加可能です
国が用意しているコロナ対策支援も既に1年半が経過し、
どんな企業でもとりあえず支援するという状況ではなくなっています。
多くの中小企業にとって、これから先は非常に厳しい時期を迎えるのではないかと危惧しています。
そのような状況にあって、正しい方法で資金繰りをコントロールすることの重要性は
ますます高まっていると確信しています。
資金繰りに少しでも不安を感じている社長のためのセミナーです。
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://semican.net/event/SC190341/qfzxpy.html
− 大村剛史
Q.思っていたものと全く違ったのでキャンセルしたい
ご契約から1ヶ月以内であれば、契約を取り消し、決済金額全額を返金します。
ただし、想像していたものとあまりにも違ったという場合に限ります。
現状の理解なくして効果的な対策を打つことはできません。
しかしながら、中小零細企業の多くは現状把握のための管理や、さらにその前提となるデータ取りができていないケースが散見されます。
苦境からの脱出、あるいはさらなる成長のためには、数値管理を行い、そのデータを様々な視点から捉えることが必要です。
そのためのベースとなる管理ツールをご用意しました。
正確な状況把握と、未来へ向けた取組みへの気づきを与えてくれるツールです。
最大限に活用し、貴社の成長に繋げてください。
管理ツール提供サービスの特徴
あらゆる業種で利用可能です。図表やグラフをふんだんに盛り込み、会社の状況をイメージで掴むことができます。未来へ向けたシミュレーション機能を使って、望む利益を手に入れるための道筋を見つけられます。金融機関との交渉に使う資料としても絶大な力を発揮します。
あらゆる業種に対応可能
として、利用可能
業務を大幅に効率化
グラフなどの
イメージを多用
よう予定・予測機能を導入
管理ツール提供サービスの内容
部門別売上粗利管理表で構成しています。
過去から現在に至る流れ、目標や前年との対比など、
様々な角度から現在の状況を捉えることができます。
ツール
- 15年分の決算書を時系列で確認可能
- 実績管理だけでなく予算対比が可能
- 粉飾等に対応した実態修正機能で正確な状況把握が可能
- 「修正前」「実態修正後」の2パターンを切り替え表示可能
- 5年分の簡易計画作成機能付き(PL・BS)
- 銀行格付けの簡易診断機能付き
- 経済産業省が推進するローカルベンチマークの「財務情報」
6指標を元にした判定機能付き
ツール
- 実績管理だけでなく、「予算対比」「前年対比」「三期比較」が可能
- 粉飾等に対応した実態修正機能で正確な状況把握が可能
- 「修正前」「実態修正後」の2パターンを切り替え表示可能
- 期末の着地を様々な角度から検討できるシミュレーション機能付き
- 「実績」「予定」を管理可能
- 資金繰り項目の区分けは利用状況に合わせて柔軟な設定が可能
- 「前年同月比」「直前実績1~6ヶ月対比」で資金繰り予定を自動作成
- 手形管理機能と資金繰り表が連動し、取立・決済期日に自動反映
- 資金繰り実績については「予定との対比」「計画との対比」が可能
- 口座別資金管理が可能
管理表
- 大分類・小分類の2階層で管理可能
- 大分類4部門、小分類8部門まで対応可能
- 予算対比・前年対比が可能
- 単月での管理だけでなく、期首からの累計進捗管理が可能
資金繰りを管理するためのツールです。
日次・月次、実績・予定などの機能を組み込んでいますので、
過去から現在に至る資金動向だけでなく、今後の資金繰り予測も完璧に対応します。
自動予定作成機能を使えば、ボタン一つで簡易的に予定を組むことも可能です。