「見えない不安」を「対応可能な課題」へ。第1回資金繰り表講座を開催しました
投稿日:2026.04.30
先日、第1回目となる「資金繰り表使い方講座」を開催しました。
初めての試みということもあり、何度もスライドの構成を練り直し、微調整を繰り返すなど、かなりの時間をかけて準備を進めてきました。
終了時の表情から(画面越しですが)、ご参加くださった方には満足していただけたのではないかな〜?と思っています。
なぜ「やり方」の前に「あり方」を話すのか
今回の講座で私が最も大切にしたのは、単なる「エクセルの入力方法」をお伝えすることではありません。
その前段としての、「なぜ、あなたの会社に資金繰り表が必要なのか」という本質的な部分です。
資金繰りが苦しくなると、「とにかくお金を借りなければ」と外ばかりに意識が向きがちな経営者の方も少なくありません。
そんな時にこそ、本当に大切なのは、ご自身の会社の足元の数字を正確に把握することです。
講座の前半では、資金繰り表の構成と読み方、そこから何を見出すべきかといった「財務の視点」を解説しました。
「利益が出ているのに、なぜか手元にお金がない」
「いつ、いくら足りなくなるのかが分からず、毎晩眠れない」
こうした漠然とした不安の正体は、数字が「見えていない」ことにあります。
霧の中を運転するのが怖いのと同じように、経営も先が見えないからこそ不安を感じるものです。
資金繰り表は、その霧を晴らすための「ヘッドライト」のような役割を果たします。
「これなら続けられる」という手応え
解説パートでは、弊社オリジナルの資金繰り表テンプレートを使って、実際に数字を入力しながら運用方法を解説していきました。
終了後、参加者の方からいただいた感想の中で何より嬉しかったのが、「この資金繰り表は直感的で、非常に使いやすいと感じた」というお言葉です。
資金繰り表を運用していくには、単に精緻であれば良いというものではなく、経営者や経理担当者が「これなら使い続けられる」と思えるシンプルさと実務へ活かせる即効性が不可欠で、このさじ加減にはいつも苦心しています。
私が試行錯誤して作り上げたツールが、参加していただいた方の心理的なハードルを下げられたとしたら、まさに苦労して作った甲斐があったというものです!
アセントリードの使命:中小企業を「守り、強くする」
アセントリードは、「中小企業を守り、強くする」というミッションを掲げています。
これまで数多くの現場で、経営者の皆様の苦悩に触れてきましたが、会社が倒産するかどうかを決定するのは「赤字」ではなく「資金の枯渇」です。
逆に言えば、資金繰りさえしっかりとコントロールできていれば、どんな苦境からでも立て直しのチャンスは巡ってきます。
私は、全ての中小企業に資金繰り表を活用してもらいたいと本気で願っています。
数字に振り回されるのではなく、数字を味方につけて、自信を持ってハンドルを握っていただきたいと思っています。
次回に向けて
今回の第1回講座を通じて、資金繰り表について基本的なことをお伝えする形が整ってきたと感じています。
この講座は、今後も継続的に開催していく予定です。
「数字は苦手だけど、そろそろどんぶり勘定を卒業したい」
「銀行に自信を持って説明できる資料を作りたい」
もしそう感じているなら、ぜひ次回の講座にご参加ください。
貴社の未来を創る数字を考える、その第一歩にしていきましょう。
− 大村剛史



