実例集

お客様情報

地域 滋賀県
業種 食品製造・飲食店
種別

複数店舗展開に伴う資金繰り悪化と不採算事業の存在

本業に加えて複数の店舗を展開していたが、売上の伸び悩みや不採算店舗の存在により、全体の資金繰りが急速に悪化。

追加の融資を受けるなどしてしのいでいたが、返済負担が重くのしかかり、近い将来に資金ショートを起こす懸念が生じていた。

抜本的な不採算事業の整理や人員体制の適正化を急ぐ必要があったが、経営陣だけでは現状の正確な損益把握や客観的な構造改革の断行が難しく、経営改善に向けた支援を求めるに至った。

採算性に基づく店舗統廃合と部門別予実管理体制の構築

支援開始後、まずは全店舗および部門ごとの詳細な収益・資金管理状況を可視化。

将来の採算性が見込めない一部店舗については早期の閉店を決定し、それに伴う従業員の適正な配置転換や人員整理を進めた。

また、経営陣自らがリアルタイムに自社の財務・収益状態を把握できるよう、月次の資金繰り表と部門別の予実管理シートを導入。

各店舗においては、既存客のリピート率を向上させるための会員制度構築や販促イベントの企画実施、メニューの改定、経費削減など、現場に寄り添った収益改善施策を徹底した。

金融機関等との返済条件の調整においては、当方が積極的に交渉を支援し、当面の安定的な運転資金を確保した。

専門家同行による月次報告体制を構築し、金融機関から絶大な支持を獲得

一連の構造改革により、不採算部門からの資金流出が阻止された。

月々の予算達成意識が経営陣や現場に深く定着し、売上高や粗利益率が計画をクリアする水準にまで回復。

さらに、作成した資金繰り表や予実管理シートをもとに、毎月金融機関を訪問して実績報告を行う体制を確立した。

この報告の場には、社長だけでなく我々コンサルタントも同行し、実績値の推移のみならず、そのような結果となった具体的な要因分析、そしてそれを踏まえた今後の取り組みについて専門的な見地から詳細な説明を実施している。

この客観性と透明性の高い確実な報告体制は、金融機関から「経営状況が極めて正確に把握できる」として絶大な支持と信頼を獲得している。