資金繰りや返済のことで一人悩みを抱え、何軒もの相談先に断られ続けたとき、経営者様が感じる孤独感や焦りは計り知れないものがあります。

 

先日、弊社に一件のお電話がありました。

お相手はある企業の社長様で、「運転資金の調達をしたい」というご相談でした。

同時に、金融機関への返済をリスケ(返済猶予)中であることから、他社では相談をことごとく断られてきたとお話しされていました。

 

一度はお断りしたお電話。それでも「折り返した」理由

最初、お電話口でざっくばらんに財務状況をお伺いした際、客観的に見て非常にシビアな状況だと感じました。

そのため、私も最初は「今の条件では、新たな資金調達ができる可能性はきわめて低いかもしれません」と正直にお伝えし、一度お電話を切らせていただいたのです。

しかし、電話を切った後、どうにも胸の中に引っかかるものがありました。

「表面上の条件や『リスケ中』という記号だけでお断りして、本当に良かったのだろうか……」
「もう少し詳しくお話を伺えば、資金調達という形ではなくても、資金繰りの改善や経営改善など、何か別の形でお力になれることがあるのではないか」

そう思い直し、私は自ら社長様に折り返しの電話を入れさせていただきました。

 

「数字」や「記号」だけでは見えない、事業の本質

後日、面談をさせていただいた際、社長はこう仰いました。

「リスケ中と伝えただけですぐに断られる中、力になろうとわざわざ折り返しのお電話をいただけたことが本当に嬉しかった。声のトーンや雰囲気から『この人には会っておいた方が良い』と直感したんです」

 

この言葉をいただいた時、私は弊社の存在意義を深く再認識させられました。

 

もちろん、財務コンサルタントとして数字を厳密に見ることは不可欠です。

しかし、どれほど厳しい財務状況であっても、表面的な数字や「リスケ中」という記号だけで判断してしまっては、経営者様の想いや事業の本当の強みを見落としてしまいます。

 

孤独な経営者に寄り添う「伴走者」として

経営改善の現場において大切なのは、表面的な数字の裏にある「経営者様の事業にかける情熱」や「現場の本当の実態」といった本質に踏み込み、共に突破口を模索することです。

資金調達そのものが難しいとしても、会社を守り、未来へつなぐための選択肢は必ず残されています。

それこそが、私たちが果たすべき「伴走者」としての役割であり、存在する本当の価値なのだと実感しました。

 

もし、他社で相談を断られ、「これ以上の継続は不可能かもしれない」と一人で孤独に悩んでいらっしゃるなら、ぜひ一度私たちにご相談ください。

ご相談は、以下のフォームからお問い合わせください。内容を確認して必ずこちらからご連絡致します。

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決算書の表面的な数字だけでなく、事業にかける情熱と実態に真摯に向き合う伴走者として、私たちは全力でサポートいたします。
一緒に、次のステージへの突破口を見つけ出しましょう。

 

− 松本宰